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3月末だったか4月アタマだったかに筋少ライブに行ってから尚更、私の中でのにわかオオケン熱が微妙に盛り上がったので、
たまに動画とか曲とかを検索してたのですが、ついに見つけてしまったのだった。
以前から存在は知っていたのだが・・・・・・
買ったり借りたりするのには躊躇するような香り漂うビデオだったため、ここぞとばかりに見たのですが、
本当にすごかった。
タイトルの混乱っぷりだけでも笑えるのに、これがタイトルまんまの内容なのだから恐ろしい。

永井豪 原作・監督作品。Vシネ。
お話は、ヤクザの跡取りのお嬢さんが、別の新参の組(安岡力也組長)に命を狙われ、
しかし実はお嬢さんには、百地の血を引く組長の家系がピンチになると現れる、謎の忍者軍団が味方についているのだった。
んで、お嬢さんを救うため忍者達が安岡組に殴り込んで、くのいち(キューティー鈴木)が悪い女レスラーと延々キャットファイトして、
オオケン(しのび装束の胸に「忍者」って書いてある)と対峙した力也組長が、突然メキバキとクリーチャーに変身して粘液を吐き、最後は女レスラーがUFOで逃げて、終わり。

書いてて自分でもよくわからんくなってきた・・・・・・
「まとめようのない話~略してドス竜」と、かのGヒコロウ先生も描いてたが、まさにそんな。
とりあえず唐突に星に帰るオチでロッキーホラーショーを、オーケンが安岡力也の触手つき生首にホールドをかけるシーンで、タコと格闘するベラルゴシを思い出す。
期待していなかった分、思わぬ大爆笑映画でたいへん満足です。
しかもギャグでやってるわけではなさそうな所がすごい。そこにシビレる憧れる。
でもコレ個人的にはオーケン無しだとたぶんキツイな。うんキツイ。

なので特に誰にもオススメはできない。

まだ20代のうら若きオーケン先生が脱いでもくださるのだが、最強忍者のボディとしては実にインドア派なシマリのない肉質が見て取れ、笑ってしまって萌えるどころではなかった。
アクションは全てスタントなので、顔が見えないシーンだけあきらかに筋肉質なのがまた泣ける。
前半は忍者の仮の姿である下っ端のへたれチンピラとして出て来て、コッチはスカジャン柄シャツ眼鏡姿、挙動不審で喋りは素に近く(しかもセリフを噛む)かなりの萌え度。かわええ。かわうすぎゆ。
私の心の萌え属性の中で、ヘタレ男子の地位がまた少し上がりました。

しかしコレ、永井豪先生の税金対策とかで作った映画なんでしょうかね?
忍者とヤクザと宇宙人を合わせようと考える永井先生のセンスはロックすぎて神としか言いようがない。
結果この映画自体はアレだが、こういう常人が思いつきもしないような、仮に思いついても、真面目に取り組もうとは思わなそうな組み合わせで、アグレッシブに作品を練り上げてしまうのには、やはり天才を感じずにはいられない。
そんなムチャにも見える数々の試みの中から、時に凄まじい破壊力を持った名作が生まれるのかもと思うと勉強になる。

そんなドス竜でございました。
2回いうけど、誰にもオススメはできない。

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竹書房 まんがライフWinにて連載中

 

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高内優向

Author:高内優向
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